アオリ強化月間も最終戦?
いつものように 10杯&キロアップを目標に。
今日は沖のイケスにアジを取りに行くところからスタート。
陸で飼っているアジより沖のイケスのアジは元気ピンピン。
弾をしこたま積み込んだら いざ出撃。
前回と違って今日の海は なごい。
やっぱり釣りは凪の日に限る。
釣り座は右舷胴から。
アオリ釣りの場合 公平を期すために 釣り座は3時間ごとにローテーション。
何の釣りでも先流れの方が有利だが
特にアオリは大群でいるわけでもない単発物で
海底で掛けられた瞬間 大量のスミ(アオリにとっては警戒信号)を吐くので
潮下のアオリは警戒して食いが悪くなる。
もしミヨシからまっすぐにポイントに入っていったとすれば
一人後ろに下がるごとに アタリは半分以下になっていく。
最初の一人に一日で40回アタリがあったら
2人目は20回以下、3人目は10回以下、4人目は5回以下 …
実際には釣りの技量もあるし、まっすぐには入らないことも多い。
瀬戸内には決まった時間の潮汐があり潮の転流もあるが
伊島より南では 一日同じ向きの流れとか 一日中潮止まりなんてこともよくあるので
一日中 後流れでアタリなしの憂き目にあわないための対策。
釣り開始直後 みなさんの竿が次々と曲がりだした。
私は掛け針を防寒着の袖口に引っかけてしまい
外すのにもたもたしていて出遅れた。
あれれ?私以外の5人のみなさん全員アオリゲットじゃないですか。
気にしない 気にしない …
きっと今日はアオリの活性が高いはず。
…でもなさそうで
そのあとが続かない。
前回同様 一流しで誰かがポツンと1杯。
釣り開始2時間で私にもようやくヒット。
サイズがイマイチなのは活性が低いから?
潮はちょっとだけ上っているようだけど 上潮だけみたい。
掛け釣りしている船との距離が少しずつ離れていく程度。
凪で釣りやすいんだけど
アオリの活性は低いまま。
ふと海面をみると船のまわりにエメラルドグリーンの大きな影。
アジを狙って真冬にシイラ。
このところずっと上り(黒潮)系の暖かくクリアーな潮が続いているせいか
この時期に夏魚のシイラとは ビックリ。
シイラに仕掛けごと持って行かれないように気をつけて
アオリのアタリを待っていると 小さいアタリで
小さいアオリ
ショアエギサイズがこの時期に沖で釣れるとは。
結局 今回も開幕ダッシュに失敗。
釣り開始3時間で 釣り座ローテーション。
今度はミヨシへ。
アタリのない時間が延々と続く。
ポイントをワタリへ移動してもサッパリダメ。
潮の動きが前回より悪いようで どこも同じような感じ。
今日は上り潮・南風なので艫が先流れになる。
食いが渋い状況では 先流れの方に釣れたら ハイ それまでよ。
案の定 艫のKさんがでっかいアオリを掛けている。
2kg近い大物をV持ちして記念撮影中。
後流れポジションのせいか アタリが全くない。
結局 昼までに小さいアオリ2杯と今回も撃沈モード。
今日もアベレージを下げる最下位争いになりそう。
大島沖へ移動して
3時間ぶりのアタリで
チビアオリ。
その後にもう一杯 中型アオリ。
あれ? あと流れなのに連続ヒット。
ひょっとして 時合いに突入?
仕掛けを落とせば 即ヒット。
今度のヤツは手応え十分。
ようやく狙いのタモ枠(35cm)サイズ
短い時合いに集中集中。
まだまだ当たるはず。
食っているうちに1杯でも多く釣っておかないと。
30分ほどの時合いで運良く5杯キャッチしたところで
今度は艫へ。
昼過ぎから雨が落ちてきた。
予報では釣りしている間は降らないはずだったのに。
雨は降ったり止んだりしながら
やがて本降りに。
デジカメのレンズが曇ってしまう。
魚系のアタリで
底で暴れて あとはスイスイだったので
てっきりヒラメかと思ったら
アナコンダ いや 幻の高級魚?アカヤガラ。
棒のように見えますが 魚です。
180cmの私が小さく見える?
15時を回って ラストの流しで〜す。
確か 今日はこれまで9杯のはず。
目標の10杯まで あと一歩。
願いが通じたのか
もやっとしたアタリを逃さず
本日の10杯目。
アジを付け替え、再投入。
連発ヒットでもう1杯追加したところで
終了。
午後から雨に降られたが
午後から追い上げ
何とか目標の2ケタクリア。
雨でもお出迎え ニャ〜
船中6名で アオリ40杯? 魚少々。
1杯だけ この時期にしては巨大な2kgに迫るサイズ。
今回はアベレージを下げずにすんだ。
一日のうち 時合いはわずかな一瞬。
その瞬間を逃さずに1杯でも多く掛けられるよう
竿先に全神経を集中しなければ。
やっぱり釣りは凪の日に限る。
本日の釣果 アオリイカ 11杯 アカヤガラ